画像:所長キャラクター

「だれもが使えるウェブコンクール」で入賞

入賞雑感

このNPO法人 ハーモニー・アイが主催の「みんなの声で選ぼう だれもが使えるウェブコンクール」の詳細はコンクールのサイトを見て戴ければ良いと思いますが、昨年11月にメーリングリストで見つけた時は、アクセシビリティのコンクールなので応募をしようかと頭をよぎったのですが、どの様なサイトが応募するのか解らないし、「専門家のサイトが応募するのはどうなのかナー」と思ってブックマークだけしておきました。

画像:桃ゆめ花のサイトキャプチャー 年が明けてから再度見直して、仕事上でアクセシビリティとかユニバーサルデザインが付かない、半分ボランティアで作っている歌手の「桃 ゆめ花」公式サイトで応募する事にしました。
応募後、一応いくつかのチェッカーを使って、直せる部分は修正しました。ただ、一般的にチェッカーでエラーになっても代替手段がなかったり、直すのに手間がかかったり、直す事がホントに良いのか疑問があったりする事があります。
例えば、文法チェッカーでは、表を作る「TABLE」(テーブル)には「SUMMARY属性」(簡単な説明)を指定するようにと言うエラーが出ます。しかし、デザインでやむなく使っている場合「SUMMARY属性」に「デザインテーブル」等と入れると、音声ブラウザでは、意味のないこの部分が読まれてしまいます。不必要な言葉を利用者に伝える事が本当のアクセシビリティなのか疑問が残ります。まあ、本来はスタイルシートで指定するべきだとは思うのですが、テーブルの方が簡単なので使う人は多いと思います。今回はそのままにしておきました。

コンクールには31サイトの応募があり、専門家9名、8名のリードユーザーを含む102名の市民による評価がされました。
その結果、実質4位で入賞となりました。以下は評価サイトの点数です。

受賞作品評価採点表
順位 サイト名 作成者 総合点 モニター
評価
技術
評価
1 社団法人日本眼科医会 社団法人日本眼科医会 88.91 48.65 40.26
2 広島県府中市公式ホームページ シーコム・ハクホー株式会社 87.96 46.91 41.05
3 障害者・高齢者に役立つ!ユニバーサルネットコミュニティ NTTクラルティ株式会社 85.41 38.92 46.49
4 「桃 ゆめ花」公式サイト 濱田ウェブ・アクセシビリティ研究所 82.27 40.03 42.24
5 大阪大学 大阪大学ウェブデザインユニット 81.67 44.48 37.19
6 青森県庁ホームページ 青森県 79.02 42.53 36.49
7 ECOZZERIA(エコッツエリア) 一般社団法人 大丸有環境共生型まちづくり推進協会 78.57 39.62 38.95
8 大阪府ホームページ 大阪府庁 77.75 41.70 36.05

画像:表彰状 解る範囲での評価としては、もくじの英語表記、下線の非表示、写真説明がなかった、と言う事が減点材料になったみたいですが、一応私なりの説明をしておきたいと思います。

 もくじの英語表示
応募をした後、すぐにJavaScriptでマウスオーバーすると日本語になるように設定しましたが、もしかするとモニター評価時に間に合わなかったかも知れません。アクセシビリティとユーザビリティ的には多少問題があるとは思いますが、よく使われている事なので、できるだけアクセシブルにして日本語にはしませんでした。
 下線の非表示
トップページだけですが、リンクテキストの色を本文と変えマウスオーバーでバックカラーを付けた上で、下線を非表示にしました。これは、重要なメニューは画像リンクで分かり易くなっているため、その他のテキストリンクはデザイン上スッキリさせるために、よく使われる非表示にあえてしました。その他のページでは表示にしてあります。
 写真説明の不足
これまでの記録のページで、写真の説明が付いていないという事が問題だったようですが、付けるとしても「コンサートの様子」程度しか付ける事はできませんし、見れば解る写真ですから特にALT属性以外は付けませんでした。現在は無理矢理考えて付けてありますが、制作者にこれを要求するのは酷でしょう。

このサイトは最初にデザインのイメージもありましたし、言い訳ではありませんが、ムキになって修正もしませんでした。その他にも、最初に書いたSUMMARY属性の問題などあるかも知れませんが、まあ、アクセシビリティの完璧はありませんし、この程度が普通に配慮した所でしょうか……。

参考サイト

ページ上に戻る